長島愛生園 牛舎

  

実測調査時 写真(2019年4月)

 
 
ここには、島内の牛乳を供給するために乳牛が飼育されていた。
 
2019年4月、本校建築学科の学生及び下記グループと共に実測調査を実施しました。以下に概要を示します。
 
調査グループ
シマムラ建築工房、YONEYAMA一級建築士事務所、建築工房 カナヤ、ココロエ一級建築士事務所、岡山理科大学(弥田研究室)、岡山理科大学専門学校。
 
遠藤建工、ゆいの会、東京大学、岡山県庁。
 
建物概要  
 
・木造平屋建て
・現存部分床面積 約 144 m2
・屋根 セメント瓦葺。
・開口部 木製建具(牛舎屋内に多数残存)
・外壁 下見板貼り
 
建物の現況
 
この牛舎は、1951年頃に愛生園により建設された。
1965年(昭和40年頃)まで牛舎として、その後しばらくは豚舎として利用されていた。
1976年台風17号の豪雨災害により、建物の東側が流失している。
現在、建物の東側と北側(山側)の傷みが激しく外壁と屋根の崩壊が進行している。
 
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